チアリーディングの世界とは

チアリーディングは日本でもよく聞かれるようになりましたが、チアダンスとの違いがわからないという方も少なくありません。
CHEER+ではチアリーディングとチアダンス両方をレッスンに取り入れています。

チアリーディングとチアダンスの違い

チアリーディングは人を積み上げる「スタンツ」やタンブリング(体操の床運動)、アームモーション・ジャンプ・ダンス・コールなどを組み入れた、ダイナミックでアクロバティックなチーム演技が中心です。
対するチアダンスは、ポンポンを持って、揃ったアームモーションやダンス、ラインワークなど、視覚的効果のあるチーム演技がメインです。ダンスが中心であり、あまりアクロバティックな技は行いませんが、バレエやジャズダンスなどの基礎が必要となります。

チアの大会でこのふたつは部門が分かれており、ルールや審査方法がまったく異なります。
ただし、「チアスピリットを備えている」という点は共通していて、どちらも行う人は「チアリーダー」と呼ばれているのです。

チアリーディングとチアダンスの違い

チアリーダーの種類

  • プロスポーツの応援をするチアリーダー
  • 競技会(大会)を目指すチアリーダー
  • イベントやフェスティバルを盛り上げるチアリーダー

部門紹介

チアの世界には以下の5つの部門があります。同じチアでもそれぞれ求められる技術やパフォーマンスの方法が異なります。

Cheerleading部門

組体操のような「スタンツ」やアクロバティックなタンブリング、アームモーション、ジャンプ、ダンス、コールなどを組み入れた、ダイナミックなチーム演技がメインです。

Pom部門・Song/Pom部門

スポーツの応援席でよく見られる、Pom (ポンポン) を使用したダンスです。揃ったアームモーションやダンス、ラインワークなど、フロア全体を活用した視覚的効果のある構成と、シーンに合った内容が求められます。

Jazz部門

チームカラーを活かして、「踊る」ことを自由に表現する部門です。
表現力やテクニックの正確性、ダンススタイル、しなやかさ、チームとしての統一感などが重視される傾向にあります。

Hip Hop部門

ヒップホップ、ファンク、ロッキングなどのストリートスタイルの構成が特徴。大会ではボディムーブ・独創性・リズム・動きの統一感・楽曲の演出などを強調した動きを競います。

Spiritleading部門

スポーツゲームにおけるハーフタイムショーのような、エンターテインメント性のある内容やパフォーマンスが中心です。
あらゆる世代の観客が楽しめる内容が求められ、手具や大道具を使用することもあります。